同じものを眺めていたとしても
立ち位置や見る角度によって
全然違った見え方や
捉え方になることがあります
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美術や数学の教科書などで
よく見かけたことがあるのですが
上から見ると「丸」だけど
真横から見ると「長方形」
その正体は「円柱」
一方向からだけだと
本当の形はわからないこともある
というのを
ボンヤリ懐かしく思い出しました
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それとはまた少し
違う感じだけど
同じものを眺めていても
人の数だけ捉え方も様々で
どこにフォーカスするかは
その人の価値観や意識に因るところが大きい気がします
特に何かを決めたり
問題点や解決策を模索する場合には
人の数だけ色々な視点があって
驚きや発見もザクザク見つかります
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自分とは真反対の意見が出たとき
不安の風が吹き荒れて
何だか心細くて心配になることも
なくはないのですが
それは心のどこかで
自分が正解側に立っていたい
まんべんなく平均的なところに
身を置いておきたい
そんな感覚があるのかもしれません
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つい先日
まさに「何でも発言してアリ」の場が巡ってきて
半分やけっぱちではあったけれど
自分の中にあった大きな疑問をぶつけてみたら
「それ面白い視点だね」
意外にもそんな意見を頂戴して
勝手にホクホクしてしまいました
不安に流されず
そこに身を置けたのは
安心安全の場であったことが
かなり大きかったなと思います
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周りと協力して
何か良いものを作り上げていこうとするとき
技術や知識ももちろん大切ですが
色んな視点からのアイデアを面白がれること
フラッとな状態で
まずは一旦眺めてみること
心の余裕がないときこそ
意識しておきたいなと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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