さっきまで
全然そんなことはなかったのに
急に風向きが変わって
（やられた！）
そんな風に感じることがあります
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たったさっきのその瞬間まで
何の兆しもなかったのに
何気ないちょっとしたひと言
何気なくよそ見した瞬間の風景によって
それまでとは
心持ちが180度変わってしまうような感覚があります
それは
温かい部屋にいて
うっかり開けてしまった窓から
冷たい風がぴぅと入ってくるような
一瞬の隙をついて
思いがけない寒さが吹き込んでくる感覚に似ています
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私の場合は
自分の苦手なキーワードを察知すると
急に冷水を浴びせられたような
それまでの関係を遮断されたような気さえして
寂しさと
寒々しさと
虚しさと
落胆と
それらが一気に押し寄せてきて
心の底から凍ってしまう
決して大げさではなく
それに近い気持ちを味わうことになったりします
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そうなると
どうなるかというと
ちょっとしたことで
すぐに落ち込んだり
ちょっとしたことで
イラッとしやすくなったり
何かのきっかけで
あっという間に不安定な状態をおびき寄せてしまいます
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そういう状態で遭遇した
自分にとってのネガティブな出来事は
思い込みと事実が巧妙に入り組んで
その切り離しにかなり難儀
イラッとしたときに
怒りにまかせた行動をしないための
対処術ももちろん大事だけれど
その前段階の
それらにいざ遭遇したとしても
なるべく無駄に怒りにくい
安定した状態を保っておく
それも
同じくらい大切です
（甘いものはある意味安定剤）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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