歩いているうちに
だんだん古びてきて
最後には足元からもなくなってしまう
そんな感じがしました
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自分にピッタリと張り付いていた
悩ましい問題があったのですが
それが
少しずつ剥がれていくような
そんな感覚がありました
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それはとあるとき
ガシガシと歩いていたときのこと
無心に歩いていると
じんわり汗をかいてきて
まるで
体温が上昇するように
ぷーっと膨れ上がった風船の
空気が次第に抜けていくように
もやもやしていたものが
汗と一緒に流れていくような
不思議な感覚がありました
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それは
解決策が見つかったというよりは
そのときに抱えていた問題が
だんだん新鮮味を失っていって
時間の経過とともに
気が付いてみたら
ちょっと干からびてしまっていて
するすると自分の中の重要な部分から
脱皮していくような感覚でした
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すべてがそうではないけれど
「時間が解決してくれる」
もしそう言えるものがあるとしたら
それはきっとこういう感覚かもしれない
私にとってはその感覚を味わえたので
ウォーキングは良さそうです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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