一旦「ない」を言い始めると
どんどん深みにはまって
溺れそうになります
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たとえば
自分に対してだと
こういうスキルが「ない」
〇〇ができ「ない」
周りの
誰かや何かに対してだと
こういう配慮がたり「ない」
わかってくれ「ない」
それを
引っ張り出し始めると
どうせ自分は役に立た「ない」
どうせ変わりっこ「ない」
負のループに乗って
らせん状に暴れ出します
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「ない」ものに気づくことも
自己理解のひとつではあるけれど
一度足元を掘り始めると
どんどん埋もれていって
気づくと
首元まで埋まってしまっていたりします
そうなると
いざ動き出そうとしても
身動きが取れなかったり
諦めた方が楽に感じることもあります
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ないならないなりに
これだったらできそう
これはないけど
あれはあるかも
少しでも「ある」に
目を向けられると
選択肢が広がるかもしれないし
気持ちも楽になるかもしれない
これは
怒りの感情と向き合うときも同じで
もしかしたら〇〇だったのかもしれない
仮に〇〇だったとしたらどうだろう
少しだけ
それらが入り込む隙間があるだけで
私自身は
ものすごく楽になりました
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(暑いしイライラもするよね)
やさぐれている
お年頃の我が子たちを見ていると
自分自身の「ない」も含めて
色々考えさせられます
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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