「わかりたい」
という気持ちがあって
それとは別のところに
「わからせたい」
そんな気持ちも
時に見え隠れします
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わかってもらえると
嬉しいなと思うものです
だからこそ
「わかりたい」と感じることもあって
全てを網羅することは
できないとわかっているけれど
それでも
「わかりたい」のために
どうにかして心穏やかにして
耳を澄まそうとします
それは相手に対して
自分が歩み寄るような感じです
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それとはまた別の顔を出すのが
「わからせたい」
「わかってもらいたい」とは
少しニュアンスが違って
こんなに大変だということを知らしめたい
こんなに良いものなんだからわからせないともったいない
そんな思いが
じわじわ大きくなることがあります
それは自分に対して
相手を歩み寄らせようとする感じです
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だけど
いくらわからせたいと思ったとしても
それはこちらの勝手な思いであって
そこから先は相手の感じ方で
相手の領域です
そこをコントロールしようとしたり
土足で踏み込むようなことを平気でやっていたなぁと
自分のことを振り返ると
ギクリとします
わかりたいと思う
わからせたいと思う
それは私の気持ちではあるけれど
思い通りになるとは限らない
そんなことに
あらためて気づかされた瞬間でもありました
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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