タイトルはのん気な感じですが
現場は殺気立っていました
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公園に向かう
広い遊歩道がありまして
私は通勤の途中で
そこを通りかかることが多いのですが
ベンチに座っている人
足早に行き交う人
そこにハトたちも加わって
結構にぎやかだったりします
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「字が読めないの？！」
いきなり大きな声が聞こえて
振り返ると道を挟んで
おじさまがおじさまに
怒鳴っていました
怒鳴られているおじさまの横には
看板が立っていて
そこには
「ハトに餌をやらないでください」とありました
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怒鳴ったおじさまは
同じセリフを連呼しながら
ハトに餌をやっていたおじさまに
どんどん近づいていきました
怒鳴られたおじさまは
袋に入った餌ごとハトに投げつけ
そのまま自転車で
走り去ってしまいました
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怒っている人と怒られている人がいて
展開はわかります
だけど
怒っている人も怒られている人も
それを見ている人たちも
何だか重い空気を背負いつつ
その場を後にすることになりました
（かわいそうなのはハト）
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同じ場面であっても
人によっては許せないことかもしれない
怒ってはいけないということではなくて
上手な怒り方ができるかどうかが大切で
どんなに毎日取り組んでいても
どれだけ長く取り組み続けていても
うっかり後悔する怒りに
つながる行動をしているかもしれない
私自身
つい最近大失敗したことがあって
そんなことを
あれこれ思い出したのでした
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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