まるで磁石のように
朝から晩までピッタリくっついていて
今から思うと
夢のような時間でもありました
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抱っこ紐で抱っこされた赤ちゃんと
抱っこ紐で抱っこしてるママさんと
まるで一心同体のように
くっついているのを見て
羨ましい気持ちがわいてきた
自分が不思議でした
当時の私からすると
（冗談じゃない！）
ってな感じだと思いますが
振り返ってみると
本当に特別な数年間
あんなに四六時中くっついて
暮らせるものなんだなぁ
羨ましさの後ろに
「やっぱり大変ではあったな」が見え隠れしていました
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そのときは
それが全てで
この寝られない生活に
終わりは来るのだろうか
永遠に続くような
途方に暮れるような感覚がありましたが
過ぎ去ってみると
ほんの一瞬だったような気もします
身体の疲れと
心の余裕のなさから
子育てを楽しむことはおろか
子どもの成長を眺めることもできなかった
あの頃に
アンガーマネジメントを知っていたら
多少なりとも自分のことも大切にできて
もう少しあの時期独特の時間を心から味わえたのではないか
そう思うと
少し残念でもあります
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だけど
あんなに苦しかったからこそ
何とかしたくてしがみついたところに
アンガーマネジメントがあって
そのおかげで
今の自分がいるのだと思うと
それはそれで
必要なことだったのかもしれません
今も全てが上手くいっているかというと
決してそういうわけではないし
上手くいったりいかなかったり
トライ＆エラーの繰り返しですが
私にはとても必要で意味のあることだから
こうして今日も続けていられるのだと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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