(何にもしないって、結構大変だなぁ)
必要にかられての
そんな機会がありました
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物理的に「何もできない状態」を
維持しなければいけない時間があって
それはたった15分ほどでしたが
ものすごく長く感じました
じっとしていても
(あ!あそこにホコリがある)
(あとで掃除しなきゃ)
(ちょっと曇ってきたなぁ)
(洗濯物は大丈夫かな)
目に入るものがあると
片っ端からあれこれ考え始める
考えることがひっきりなしに出てきて
こんなに忙しいものかと思いました
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その数時間後
物理的に「何もできない状態」が30分程あり
先ほどの教訓を生かして(?)
今度は目を閉じてみました
(ええっと…あの資料どこにしまったっけ)
(そういえば上書きしてなかったかも)
目に見えない状態であっても
やはり頭の中はせわしなくて
ザブンザブンしていた状態が
ようやく落ち着いてきた頃
自分の呼吸の音が聞こえて来たり
遠くの足音が聞こえて来たり
時間は掛かりましたが
やっと静かな状態になりました
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そうすると
自分の手先で踊っていた(ような感覚の)考え事に代わって
じんわり思い浮かんでくることや
長いスパンで考えていきたいことなどが現れて
その時間を終えてみると
(あぁ、これを考える時間が持てて良かった)
特に何かが進捗したわけではないけれど
そこに対して時間を使えたことが自分にとっての満足度に繋がりました
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急ぎでないものは
ついつい優先順位を低くしがちだけど
急いでいることと本当に大事なことは
必ずしも同じではない
だからこそ
たまには忙しい脳内にストップをかけて
こんな風に
ある意味あえてひとりぼっちになって
じっくり感じたり考えたりする時間が
大切なのかもしれないなと思いました
私にとってはそれが
心の余裕につながる気がします
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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