きっとだれも悪くない
私の中では
「知らんわー」がいっぱいでしたが
イラつかずに対処できました
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とある話し合いの場で
誰かが放ったひと言で
急に怒り出した人がいました
そこからしばらくして
別の話題に移ったときにも
誰かが放ったひと言で
急に不機嫌になった別の人がいました
それを見て
ちょっと不機嫌になっていた人
それらをぼんやり眺めていた自分
（私の中ではちょっとしたカオスでした）
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急に怒り出した人
急に不機嫌になった人
多分それぞれにとって
許しがたいひと言があったのだろうけど
それが何だったのかはよくわからなかったし
それを探しに行く必要はないのだと思います
逆に
私自身が何かのキーワードで憤ったとしても
他の人にとってみたら「知らんわー」なのかもしれません
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私も含め
人はそれぞれコンパスを持っていて
描いている大きさも場所も様々だけど
自分の中に「ここまではOK」「ここからはNG」というのがあって
似たようなコンパスで似たような形を描いていても
全く同じ円というのはほぼなくて
それが触れるか触れないかのところで
ちょっとした摩擦が起こっているのかもしれない
そういう風に考えることで
不機嫌な相手や不機嫌な態度に
過剰に反応せずにいられるようになってきました
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自分が描く円には
きっと色んな種類があって
嬉しくて楽しくて
無限に広げていきたい円のようなもの
イライラしそうだから
これ以上は立ち入って欲しくない円のようなもの
だけどどんなときでも
「それは自分が描いているもの」
ということは忘れずにいようと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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