心地

- Category - 怒りん坊日記



着け心地とか
触り心地とか

見た目ではほぼわからないくらいでも
そこで働くセンサーがあります


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たとえば
靴を履いて歩いているとき

かかとが訴えてくる違和感に
脱いで確認してみると

見えるか見えないくらいの
小さな小石であったり


見た感じは見分けがつかない
手袋の左右でも

実際にはめてみると
しっくりくる感覚があったり

自覚している以上に
五感って働いているのだと思います


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そういう意味でいうと
新生児の赤ちゃんであっても

同じように愛おしさを含んで抱っこしても
ママの抱っこかどうかはわかっていたりします


幼い頃は
そんな違和感を全身で表現して

自分のセンサーに割と忠実に
生きていられるような気がするけれど


大きくなるにつれて
感じたとしてもそれを良しとしなかったり

それをあえて鈍らせることで
「空気を読んでいる」風に装うことの必要に迫られたり


そうやってやり過ごしてきたことも
少なくなかったなと思います


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ただそこで自分の心身の健康を考えたとき
間違ってはいけないなと思うのは

「そう感じる」こと自体は
決して悪いことではなくて


どう行動するかは
色々考えたり選んでも良いけれど

自分の感情自体は
ただの感情として受け止める

怒りを感じてはいけないのではなくて
それを上手に扱うことを放棄しなけばいいだけであって


それが自分自身を大切にするということではないかな
そんな風に感じています




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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