着け心地とか
触り心地とか
見た目ではほぼわからないくらいでも
そこで働くセンサーがあります
******************************
たとえば
靴を履いて歩いているとき
かかとが訴えてくる違和感に
脱いで確認してみると
見えるか見えないくらいの
小さな小石であったり
見た感じは見分けがつかない
手袋の左右でも
実際にはめてみると
しっくりくる感覚があったり
自覚している以上に
五感って働いているのだと思います
******************************
そういう意味でいうと
新生児の赤ちゃんであっても
同じように愛おしさを含んで抱っこしても
ママの抱っこかどうかはわかっていたりします
幼い頃は
そんな違和感を全身で表現して
自分のセンサーに割と忠実に
生きていられるような気がするけれど
大きくなるにつれて
感じたとしてもそれを良しとしなかったり
それをあえて鈍らせることで
「空気を読んでいる」風に装うことの必要に迫られたり
そうやってやり過ごしてきたことも
少なくなかったなと思います
******************************
ただそこで自分の心身の健康を考えたとき
間違ってはいけないなと思うのは
「そう感じる」こと自体は
決して悪いことではなくて
どう行動するかは
色々考えたり選んでも良いけれど
自分の感情自体は
ただの感情として受け止める
怒りを感じてはいけないのではなくて
それを上手に扱うことを放棄しなけばいいだけであって
それが自分自身を大切にするということではないかな
そんな風に感じています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング