命あるものではない
子どもながらに
「そんなのわかってるけど」があったような気がします
******************************
昔々
私が幼稚園くらいだった頃
お風呂も一緒
寝るのも一緒
とうたっていた
ぬいぐるみが流行っていました
中が綿ではなく
丸ごと洗える素材だったと思いますが
四六時中一緒に居ると
まるで今にもしゃべり出しそうで
命あるものではない
子どもながらに理解してはいたけれど
私にとっては
自分がママになったような
そんな不思議で幸せな時間を
過ごしたこともあったなと懐かしく思い出しました
******************************
大人になった今でも
ぬいぐるみに限らず
愛着があるものたちに
名前を付けてみたり
ひとり言とわかっていても
そのついでに話しかけたりすることがあります
そうしている瞬間というのは
私の中ではイライラする要素がほぼゼロです
そう考えると
何てことない時間ではあっても
実はリラックスして
自分を緩められているのかもしれません
******************************
「きょうはかんじゃさんがいっぱいですね」
息子が部屋にぬいぐるみを並べて
たまにお医者さんごっこをしているのですが
そんな光景を見ると
ほんわかした空気に包まれて
ぬいぐるみたちと一緒に過ごした
昔のことを懐かしく思い出します
「はい!とりあえずちゅうしゃしましょうか」
この病院のドクター(息子)は
お腹が痛くても
お熱があっても
花粉症でも
「とりあえず注射」だそうです(ヤブ医者!)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング