どんなに近くに居るからといって
というよりも
近いからこそ大事かもしれない
そんな風に思います
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子どもたちと接していて
こちらのひと言で
明らかに空気が変わる瞬間があります
(悪い意味で)
それは
相手の気分を害するようなNGワードというよりは
相手のテリトリーに足を踏み入れてしまったような
黄色信号を察知したような瞬間です
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私自身が
それを受けた側のときを思い出してみると
やはり
何かしらの暴言を受けるというよりは
(あ、ここには触れられたくないな)
相手にとっては
雑談の中の他愛もない質問だったとしても
自分にとってはとてもナイーブで
触れられたくない話題だったりすることもあるわけで
身体がこわばったり
自分の中で何かしらのサインが出たりします
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相手との関係性によっては
それ以上踏み込まれなくないということを
うまく伝えられることもあるかもしれませんが
私の場合
子どもとの関係は特に
(だって心配だし)
親という立ち位置でのエゴによって
そこを気づかないふりをして踏み込んでしまっていることもあります
子どもたちにしてみれば
身体がこわばったり
何かしらのサインが出ていたとしても
それをこちらに言葉で伝えるのが難しかったり
大人(私)に押し切られる形になってしまってるのかもしれません
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「こういう質問の仕方をされると、責められているように感じて言葉が出なくなる」
毎回貝になってしまう娘が
10年以上かかってようやく口にしてくれた言葉を耳にしたとき
(そうだったのか)と
(申し訳なかったな)と同時に
(それを言えるようになって良かった)と
(それを聞けて良かった)を心の底から感じました
娘が貝になり
毎回それにうんざりしていたそれこそが
アンガーマネジメントを全くできていなかった私の
これまで積み重ねてきたコミュニケーションの結果でした
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アンガーマネジメントに取り組み始めて
7年目に入りましたが
毎日コツコツ取り組みながら
トライ&エラーの連続で
ここへ来てやっと
子どもの行動にこれまでとは違う反応が見られて
それくらい
変化を実感するのには時間が掛かるのだと思います
大切な相手だからこそ
時間が掛かってでも取り組む意味があって
私にとっては
手を抜いては通れない取り組みです
子どもたちが成長するにつれて
行動だけではなく
距離感も大事だなと感じています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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