捉え方は色々

- Category - 怒りん坊日記



電車でのひとコマ

イヤホンを忘れてしまったために
盗み聞きの時間となりました


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普段は周りを見渡したりしないので
全然気づいていませんでしたが

ほとんどの人がイヤホンをしていて
スマホに夢中のようでした
(私もいつもはその中のひとり)


そんな中
会社員風の男性2人が話をしていて

並んで座っていた
私の耳にクリアに聞こえてきました


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Aさん「彼は本当に文句ひとつ言わず最後までやり切る」
Bさん「いやでもね、全部自分で抱え込むから後輩が育たない」



同じ「彼」のことを
それぞれ話していたようでしたが

どちらの方も
相手の意見には耳を貸すことなく

同じようなことを
何度も繰り返し話続けていて

それはまるで
お互い主張する色を
延々と上塗りし続けているかのようでした


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私もどちらかというと
どちらか一方の色に決めてしまいたいタチですが

客観的に耳を傾けると

(どちらの取り方もあるんだろうな)

そんな風に聞いていられました


同じ出来事に対して
色んな解釈があるように

同じ行為に対しても
プラスに捉えたりマイナスに捉えたり

人それぞれなのだなと思います


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これまで自分が表だと思っていたものが
実は裏だったのかもしれない

とか

これまで自分が裏表しかないと思っていたものが
実は他に何面も持っていた

とか

自分の「これまで」をちょっと疑ってみると
違う捉え方ができるかもしれないなと感じました
(それによってイライラせずに済む可能性があるかも)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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