私の周りでは
ネガティブな意味を含んでいることが多い
「最近の若いもんは…」
それを
良い意味で裏切られる場面がいくつかありました
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少し前のこと
ネックレスの修理を請け負っているお店を探し求めて
ふらりと入ったとあるショッピングモールの宝石店
特殊な照明を使っているんだろうなと思うくらい
どれもこれもキラキラしていて
チラッと横目で見た値札には
ゼロがいっぱい並んでいました
もちろん買うつもりもないのですが
せっかくだからチラッと見てみたい
私の(だけど本当に買う気はないんです)を
まるで見透かしたようなタイミングで
「今ちょうどフェアをやっていまして、ご覧になるだけでもどうぞ」
そう声を掛けて下さった店員さんは
私のあとをつけてくるわけでもなく凝視するわけでもなく
私にとっては絶妙な距離と居心地の良さを提供して下さって
そんな接遇に感動して帰りにはお名前を聞いてしまったほどでした
(この人見知りの私が!)
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つい先日は
仲間たちとの楽しい交流会があり
記念に写真を撮ろうということになり
お開きのタイミングで
お店の外で自撮りをしようと
やいのやいのやっていました
すると
「よかったら撮りましょうか?」
爽やかに現れた女性が
タテにヨコにとスピーディーに撮って下さって
笑顔で去って行きました
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どちらも
おそらく20代前半くらいの
私から見たら確実に「若者」です
歳をとってきて
つい口走ってしまう
「最近の若いもんは…」
あまり良い場面では使われないような気がするのですが
(という前提で進めたとしたら)
それを良い意味で
しっかり裏切られました
若いとか
若くないとか
そういうことではなく
若くても「そういう人」はいるし
若くなくても「そういう人ではない」場合もある
何だか
ひとくくりに使っていた言葉が
急に安っぽく感じられた瞬間でした
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色んな人がいて
色んな価値観があって
それをただ受け止められるようになったり
(受け入れるのとはまた違って)
そこに耳を傾けられるようになったことで
面白さを感じたりもしています
そういった思いがけない出会いは
リアルならではかもしれません
これからまた
そういう機会が増えるといいなと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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