同じキーワードでも
どういう思いで
どういう風に伝えるか
それによって
伝わり方が変わってくる気がします
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「なるほど」という言葉がありますが
私は相づちで使うことがほとんどです
(ひとりごとでもよく出るかな)
見知らぬ
誰かと誰かの会話
(+それを盗み聞きしている私)
Aさん「~を△△しようと思ったんです」
Bさん「なるほどなるほどなるほどなるほど」
Aさん「それで〇〇を使うことにしたんです」
Bさん「なるほどなるほどなるほどなるほど」
私「………!(なんと!)」
ものすごいスピードで繰り出される「高速なるほど」に
たまげてしまいました
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AさんもBさんも
全く違和感なさげに話を続けていたので
きっとお二人は
普段からこういう感じなのかもしれません
(私はただの通りすがりの者です)
ただ私にとっての「なるほど」は
お弁当の「バラン(緑のやつ)」のようなイメージなので
先述の「なるほど」が
まるで手裏剣のように散りばめられた
バランだらけのお弁当のように感じたので
ちょっと驚いたのでした
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多けりゃいいとか
少なけりゃいいとか
量の問題ではなく
きっと相手との会話の内容に応じてだったり
タイミングやニュアンスなどもあるのだと思いますが
相づちに限らず言葉の使い方は
ほんの少しの違いで大きく変わってくる
そんな風に感じます
例えば
「アンガーマネジメント」は
「怒りで後悔しないこと」ですが
怒りで後悔しない
怒りを後悔しない
でもすでに意味合いが変わってきます
(「怒りを公開しない」だと全く別物に)
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細かいところに神経質になるというよりは
正しい言葉の意味を理解して
それを伝えるときには
伝え方による伝わり方を意識していきたいと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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