成長とやり取り

- Category - 怒りん坊日記



上塗りしすぎて

ちょっと触ったら
ペローンと剝がれてしまいました

 
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私「宿題はやった?」
子「やったよ」

そんな会話を
ほぼ毎日繰り返していて

そんな昨夜
保護者が提出するプリントが見当たらず

探し物をしていた
ランドセルの中から出てきたのは

真っ白なワークと
そこに貼られた無数の付箋でした
(おそらく先生からの指摘箇所)

 
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その他にも
手つかずのプリントたち

見ると
12月の日付でした
(多分3学期の始めに提出するはずだったもの)


呆気にとられつつ

私「時間割は終わってるの?」
子「やったよ」


見ると
ランドセルの中には

連絡袋と国語の教科書のみ
(あとはクシャクシャの折り紙とか)


算数があると聞いていたので
それらを入れなくていいのかと聞いたら

「せんせいがおいてかえってっていった」

とのことでした

 
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だけど
毎日算数の宿題は出ていて

じわじわ話を聞いていくと
色々つじつまが合わなくなってきて

ウソにウソを重ねていたことが
ついに露呈した瞬間でした


私「宿題をやってなくても教科書を置いて帰っても私は困らんけど
  毎日ウソをつかれていたのが寂しくて悲しいなぁ」
子「……うん」



小さなウソが積み重なって
それがどんどん重みを増して

ついにぺローンと剥がれた瞬間に
息子の目からはビー玉みたいな涙がぽろぽろ出てきました

 
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ウソをつくべきではない

それももちろんありはするのですが
それよりも

ウソをつき続けるしんどさで
苦しくなって欲しくないなぁ


むしろそちらの方が
気になっていました


ひとしきり泣いて
ちょっと落ち着いたみたいだったので

「ウソつくのもしんどかったでしょ、スッキリした?」

そう声を掛けると
息子はまたちょっぴり泣いて

その後
大量のプリントをガシガシやっていました
(私だったらやらないかも笑)

 
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あんなにウソが下手だったのに
平然とつけるようになってたんだなぁ、息子


というのと

頭ごなしに怒りをぶつけることなく
やり取りできるようになったなぁ、私


というのが浮かんできて

いくつになっても成長できる、と
過大評価しつつの時間でした
(伸びしろに期待)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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