それを聞かれたときはそう答える
そう聞きたいときはそう答えてもらいたい
自分でも気づかなかったけれどいつの間にか
そんな風に感じていたような気がします
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数か月ごとに通っているところがあって
施術に入る前に色々説明して下さるのですが
「では、こういう感じで大丈夫でしょうか」
「はい、大丈夫です」
毎回そんなやり取りをしていたかと思います
(正確には覚えていないけれど多分そんな感じ)
先日も同じような説明から入ったのですが
ちょっと専門用語が出てきて頭がグルグルしているタイミングで
「では、こういう感じで大丈夫そうでしょうか」
「……(えぇっと)」
(大丈夫じゃないし、大丈夫そうでもないかも)
よくわからない、つんのめった感じがしました
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いつも流れで「大丈夫です」と口走らなかったのは
毎回お決まりの 「大丈夫でしょうか」ではなく
「大丈夫そうでしょうか」が引っ掛かったおかげでしたが
それよりも
「大丈夫?」と問われれば
「大丈夫」と答えたくなる自分と
「大丈夫?」と問うときには
「大丈夫」が返ってくるだろうと高を括っている自分
あまりそこに気づくことなく
これまで過ごしてきたなぁと感じたのでした
(これは私の考え方のクセかもしれません)
だからなのか
ここで「大丈夫」と答えなかったら
「この人(私)、面倒くさい」と思われるかも
ちょっとした恐れも生じたりしていました
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(あぁ、また思い込みだな)
自分のクセは
イヤというほど知っているので
ここで「大丈夫」と言わなくてもきっと対応してもらえる
大丈夫か、大丈夫ではないかを確認されているだけ
心の中でそう呟いてみたら
不安が薄らいでいくのを感じました
私「〇〇という言葉が難しく感じたので、その点は大丈夫ではないです」
相手「そうですか、ではもう一度ご説明しますね」
その後の説明で難しかった点が解消されて
何の問題もありませんでした
口にしたり耳にしたりの「大丈夫」について
あれこれ考えた一日でした
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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