「わかりたい」よりも
「わかっておきたい」があって
そうならない状態に
ストレスを感じていました
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子どもが泣いているのを見て
(どうしたのかな?)という心配よりも
(理由を聞かなきゃ!)が勝っていて
涙の理由を
躍起なって聞き出そうとしていた自分が居て
それはこれまでの17年あまりの子育ての期間で
幾度となく直面してきたパターンでした
そしてそこに居座っていたのは
「子どもの泣いている理由がわからないことと
思い通りに事が進まないことへのストレス(イライラ)」でした
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結局そのときの私が
どうしたかったのかというと
涙の理由を聞き出して
それに対して自分なりにできることをやっておきたい
さらに泣き続けるとしても
自分の打てる手は全部打ち終わっておきたい
今の私から見ると
何とまぁ「あいたたた!」な自己満足です
当時の私には
そのイライラをぶちまけながら
やるせなさと憤りを燻ぶらせ続けるしか
その場をやり過ごす術はありませんでした
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どんな感情だとしても
それは本人が選んだ感じ方であって
自分の怒りを上手に取り扱うのは
自分であって自分のため
アンガーマネジメントを学ぶ中で
次第にそんな風に考え方が変わってきました
今でも子どもが目の前で泣いていると
(どうしたかなぁ)心配になったり心落ち着かなくなります
だけど
その理由がわかったとしても
実はそこで終わりではなくて
目指したいところは
自分や子どもたちがどうあって欲しいかで
そこを見据えたとき
「涙の理由がわからない」こと自体はさほど重要ではなくなりました
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自分でも上手く説明できない気持ちがあって
涙が出るほどそんな気持ちが膨らんでいる
心が元気な状態になるのには
きっと本人なりのやり方があって
もし
そばに居て欲しい
話を聞いて欲しい
何かをして欲しい
そういうタイミングであったなら
いつでも駆けつけられるようにしておきたいな
今はそんな風に感じています
(きっと私自身も同じかもしれない)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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