これまで
イライラへまっしぐらだったことも
少し寄り道して考えられると
イライラすることにすら及ばないことがあります
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通勤時には
イヤホンで音楽を聴いています
いつもは電車に乗ってから音源のスイッチを入れるのですが
構内のエレベーターに乗るタイミングで
どういう訳か誤作動により音楽が聞こえ始め
何となくそのままにしてしまいました
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そのせいで後ろに乗っていた方の
「降ります」に気づくのが遅れて
（あーっ！申し訳ない！）
ってなことになってしまったのですが
以前自分が
「降ります」の立場だったときに
一目散にイラッとしたことを思い出して
（もしかして耳が塞がってて聞こえなかったのかも）
今回そんな風に感じた瞬間
イライラの気配が薄れたような気がしました
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自分が相手の立場になってみてからでしか気づけないのは
自分自身の未熟さに因るところでしかないのですが
「もしかしたら」に寄り道できるようになったことで
（まぁいいか）と感じられることもあって
そう仕分けられるということは
私にとって怒る必要のないことなので
ムダにイライラせずに済むということは
自分自身が楽になることにつながります
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ちょっと想像力を働かせてみる
私にとってのそれは
「何でもかんでも寛容になる」というよりは
イラッとしても
「想像力を働かせる余裕が持てている状態」
そのちょっとした余裕が
アンガーマネジメントに繋がっているような気がします
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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