潔さを感じた5分後に
イラ立ちを覚えたりして
頭の中は大忙しでした
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家の中の設備点検にて
立ち合いが必要だったので
準備をして待っていました
約束の時間を過ぎても
音沙汰なかったので
しびれを切らして連絡したら
「忘れていました」
「あと5分で行きます」
とのことでした
（じゃあ、10時から12時の2時間枠は何だったのか…笑）
だけど
変に言い訳されるよりも「忘れました」はよっぽど潔く聞こえて
5分後を待つことにしました
結局5分後ではなく15分後だったのですが
玄関を開けると開口一番
「では点検位置ですが……」
挨拶もそこそこに
用件を述べ始めたその対応にイラッとしました
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私は何が許せなかったのか
約束を忘れられたことにではなく
さらに15分遅れたことにでもなく
「挨拶もそこそこ」←ココでした
名乗りもしない
挨拶もしない
「すみませんでした」もない
（こりゃいかん！）と思いました
多分この方には
2度とお会いすることはない
なのであえて何も言うことはしませんでしたが
このときの私には
「挨拶をするべき」
「ミスがあったのならまず一言謝るべき」
に加えて
「少なくとも自分ならそうはしない」
があって
自分が日頃から意識していることや
気をつけていることだからこそ
「ん？」と引っかかるのだろうなと思います
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…という一部始終は
実は部屋の外の話で
私は部屋の中でそれらのやり取りを聞いて
ひとりあれこれ考えを巡らせていました
対応してくれていた夫にあとから聞くと
「そうだっけ？」と全く気にしていない様子だったので
夫にとって先方の態度は
夫の「べき」を破ってはいなかったのかもしれません
色んな人の色んな価値観の中で
考えさせられることや気づかされることは多いです
こういうちょっとしたことでの発見が多いのですが
持っている「べき」の数自体は夫より私の方が多そうです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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