(…ほわわぁん)
それまでのイライラが
浄化されたような気持ちでした
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なにさ!
ちくしょう!
てやんでい!
私にとっては
「怒る必要のあること」でした
それはいくらなんでもひどい!
「まぁいいか」にしてしまったら
そのあと後悔する
「これは怒る必要がある」
じゃあどうするか
そこで私が選んだ行動は
「放っておく」でした
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「まぁいいか」ではやり過ごせないけれど
その状況を変えることもできないし
私にとっては重要ではありませんでした
だから「放っておく」です
相手に悪気はなかったのかも
こちらの思い過ごしかも
そんな風に捉えることもできるかもしれないことだったけれど
そのときのブラックな私はそんな風には到底受け止められませんでした
だけど変えられないし重要もないので
「放っておく」です
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周りに当たったりはもちろんしないし
傍から見てイライラしているような振る舞いはしないけれど
まだまだスッキリはしない
それはまるで
波立っている水を
洗面器一杯抱えて
歩き出せるまで
じっと水面が静まるのを待っている感じでした
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「良かったらどうぞ」
「きっとこれ好きでしょ」
「いつも美味しそうに食べてるから」
そんなとき
天使の声が聞こえてきて
優しさとお菓子が
降り注いできました
言葉少なだけど
ここぞというときに助けてくれる方がいます
あっという間に
洗面器のことは忘れ去り
美味しい大好きなお菓子を口に入れると
これまでのこんちくしょうさがいなくなりました
そして
甘くて美味しくて嬉しい気持ちに上書きされました
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怒りをコントロールしようとするとき
それをじっと眺めることもあるけれど
自分にとってプラスのハッピーな気持ちで
上書きすることも良いなぁと思いました
その後は
その方の優しさが嬉しくて
上書き保存されたまま
心地よく午後の時間を過ごせませした
どんな上書き保存をするかは
私次第です
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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