(よくあんなに走ってたなぁ…)
寒くなってくると
高校時代のことを思い出します
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今考えると
何だか理不尽な気もするのだけど
体育の授業だけは
始業5分前から点呼が始まり
そこから15~20分くらい
ひたすら声出ししながら走り続けるという
「集団走」が毎時間ありました
(3年間でどれくらい走ったのかなぁ…遠い目)
この「集団走」の凄いところは
先生も毎時間走り
スピードが全く落ちないので
(先生だけ楽してズルイ)という
しんどい時に抱きがちな思いは
木っ端みじんに吹き飛んでしまいます
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走る
走り続ける
ひたすら走る
私は早々に脱落チームだったので
あっという間に周回遅れになって
勇者たちの背中をひたすら眺めながら
やっとこさトロトロついて行っていたのですが
最終的には毎回
先生と5,6人しか残っていませんでした
(もはや集団走ではない)
男女別の体育の時間ですが
同じトラックを走っているので
普段は愛想なくムスッとしている
隣のクラスの男子が
勇者となり先生と肩を並べて走る姿に
ちょっとときめいたりしていました
(一瞬カッコよく見える集団走マジック)
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女子の勇者には
文化部なのにめちゃめちゃ持久力のある子もいて
長距離が異様に強い彼女によると
「だって早く終わらせたいから」と
私にとっては
到底口にすらできない理由だったり
今思えばそれぞれが
身の丈(体力)に見合った
走り方ができていた3年間だったのかなと
懐かしく思い出します
(でももうあんなに走るのはイヤ)
ちなみに私が大好きだった先生は
毎時間寡黙に走り続けるO先生でした
保健体育でしかお世話になっていなかったのに
卒業してから数年後
教育実習に行ったら
私のことを覚えてくれていて感激でした
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何気なく覚えていることや
印象に残っているものとして
私の中に共通しているのは
強烈な印象というよりは
ある程度継続して取り組めたものや
続けたからこそ効果を感じたものです
私にとってのそれは
「これをやればきっと華々しい成果が上げられるだろう」
ということではなく
自分なりにやり続けてみることによって
自信につながったり
自分なりの方法が見つかったりと
過程を楽しめるものだったりします
アンガーマネジメントに出会い
取り組み始めて5年余りになりますが
やればやるほど奥深さを感じ
「まだまだ!」と日々取り組んでいます
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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