自分が発した言葉を聞いた
相手が発した言葉を聞いて
ハタと気づくことがありました
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「それがあなたの火種になっていたんですね」
(あ、そうかもしれない)
何気なく口にしたエピソードに
自分の「べき」が横たわっていて
そこに感じていた違和感の正体が
わかった気がしました
そこからさらに話を進めると
自分でも気づけていなかった
自分にとってはとても大切にしたかった
在り方や考え方が浮き彫りになって
驚きと安堵感がじんわりやってきました
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どの話も
全て自分の口から出てきたキーワードで構成されているのに
相手の方は
それを繰り返して言って下さっているだけなのに
自分の中にある
背丈以上にある草むらをかき分けて行った先に
初めて広がる景色を見つけたような気持ちでした
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個人セッションなどで
クライアントさまのお話を伺いながら
〇〇ということだったのですね
△△と感じられたのですね
相手の言葉をそのまま
こちらも言葉にしてお伝えすることがあります
自分の中にあった思いを言葉にしてみて
色々整理ができました
自分の口から出てきた言葉で
自分でも気づかなかったところに気づけました(←私の場合はコレでした)
そんな感想をいただくことがあるのですが
実際に同じようなことを感じました
自分の火種になっていたキーワード
そこから繋がって出てきた価値観
自分ひとりではできなかったであろう
じっくり内省した貴重な時間でした
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何でもかんでも言葉にすれば良いってものでもない
言えない思いもあるんだよ
お年頃の子どもたちを目の当たりにして
そんな思いもわからなくないし
日々揺れ動く気持ちで
行ったり来たりですが
子どもたちが自分自身の気持ちを
静かに眺めて受け止められるように
自問自答しながら
寄り添っていきたいなと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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