とても正確
いつも最新
それに慣れてしまっていると
「そんなはずはない」が
秒速で顔をのぞかせます
***********************
電車からバスに乗り継ぎがあって
とにかく乗り場がいくつもありました
〇番線とナビでは表示されているのに
バス停の時刻表には全く目的地の気配がなく
結局色んな方に聞いて回ることになりました
通りすがりの方
「はぁ…どうでしょうかねぇ」
警備員の方
「警察の方があそこにいるから聞いてみたら?」
警察官の方
「向こうに派出所があるからそこで聞いてもらえます?」
最後には派出所に行って落ち着きました
(スタンプラリーみたい笑)
初めて訪れる場所
時間は刻一刻と過ぎる
冷や汗が止まらない
すれ違う全てのものに
すがりたくなるくらい心細いものでした
***********************
最後の最後で教えて頂いた
ゴール(?)のバス停は
運転手さんに確認してみないと
そこに行くかどうかわからないとのことで
(そんなことあるのか!)
教えてもらった通り
運転手さんにお聞きすると
「あぁ、この便は行かないね~」(撃沈)
結局
次の便だということがわかったのですが
(それにしても、なにさ!)
これまで
有能な秘書のように思ってきた
スマホのアプリに
恨みごとを言いたくなってしまいました
***********************
出発駅と到着駅を入力するだけで
何通りもの経路を表示してくれて
何なら
遅延状況や迂回路まで教えてくれる
「これさえあればどこへでも行ける!」
それくらい
心強い味方だったのに
なぜかこの日は
どういうわけか
現実が反映されていませんでした
(そんなはずはない!)
そんなトゲトゲした思いが
秒速でやってきたのですが
足を運んで人に聞く
足を運んで自分で確認する
昔は当たり前だったのに
急にそんな不便な世界に放り出されたような気がして
余計に心細くなったのだと思います
***********************
(便利さに慣れてしまうってこういうことかな)
知らず知らずのうちに
当たり前になってしまっていた「便利さ」
きっとこれからも
大いにお世話になるけれど
ありがたみをすっかり忘れていたなと
立ち止まって噛み締める機会になりました
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング