ざっくりガックリ

- Category - 怒りん坊日記



(なんだよ、そりゃないよ!)


ざっくり裏切られて
ガックリでした


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少し残業して
大急ぎで家路に着きながら

子どもたちに連絡(LINE)しました


私:ごめん、遅くなった、今帰ってる
子:今日って餃子っすか?

私:焼いちゃう?
子:ご飯炊くねー

子:焼いちゃいます?
私:よろしく!あと冷蔵庫のフランクフルトも!



あとは何やら絵文字が飛び交って
その会話はいったん終了しました


実は今日は夕飯の後
zoomでのミーティングがあったので
あれこれ時間が迫っていて焦っていました


だけど
ご飯を炊いておいてくれて
餃子も焼いておいてくれて
フランクフルトも焼いてくれていれば

あとはお味噌汁を温めて
何とか夕飯っぽくなるか!(←手抜きだけど)


助かるなぁ!と
いそいそと家に辿り着きました


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「ただいまー」


家に帰って
リビングに差し掛かると

ゴロゴロしている子どもたちの姿が
目に飛び込んできました


(は!何で?!)


餃子もフランクフルトも
冷蔵庫でお行儀よく座っていて

かろうじて
炊飯器だけが力を振り絞っていました


(何だよ!何なんだよ!)


ここ最近では
割と強めの怒りが噴き出しました


子どもたちがゴロついているのなんて
日常茶飯事ではあるのですが


(じゃあ、あのやり取りは何だったんだ?!)



その場では
納得できませんでした


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期待をざっくりと裏切られて
見事に肩透かしを食らった気がして

ガッカリしてムカッとしました


面倒くさそうに
ゆっくりゆっくりと食器を並べる子どもたちをよそに

倍速であれこれ焼いたり温めたりして
無事にミーティングには間に合いました


その後も

(何なんだよ!)は

自分の周りを漂っていましたが


ひとりになってちょっと落ち着くと
ため息と一緒に(しゃーないか)も出てきました


子どもは「焼いちゃいます?」とは言ったけど
「焼きます」とは言わなかったのです

私も「焼いちゃう?」「よろしく!」とは言ったけど
「焼いておいてね」とは言わなかったのです


 THE・事実! 


勝手に良きように変換して解釈して
期待を大きくしたのは私でした


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「言わなくてもわかってくれる」とか
「これくらいはやってくれるだろう」は

一歩間違えれば
ガッカリを助長させる材料になります


どうしても必要であれば
具体的にリクエストをする

大人でも子どもでも
そこは同じだなと感じます


明日は

「冷蔵庫のししゃも、焼いておいて」

具体的に伝えておこうと思います
(ビール&ししゃも、サイコー!)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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