自分が口にしているその言葉は
何を主にしているのか
案外気づいていないことも多いです
(私の場合)
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先日訪れた病院の窓口でのこと
処方箋を渡し忘れている
それが立て続けに起こる
という現場(?)に居合わせました
(激込みで受付前の席しか空いていなかった)←こういうの多い
スタッフの方の様子から
きっとまだ慣れていないのかなと思いましたが
外は大雨
どちらの方も
調剤薬局まで行ってから
処方箋がないことに気づいて引き返してきたようでした
最初の方は
「この雨の中大変だったんだが!」
スタッフの方に「すみません」と連呼されるも
気持ちはおさまらないようでした
あとの方は
「処方箋がなかったので出してもらえますか」
びしょぬれで静かにそう伝えていました
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どちらの方にも
雨の中引き返してきて大変だった
とにかく処方箋を出して欲しい
という思いがあった(のではないか)と思います
先方のミスに対してイラッとする気持ちは
わからなくもありません
だけど
(この苦労をどうしてくれる?!)
という気持ちを伝えるのと
(こういう対処をして欲しい)
というリクエストを伝えるのとでは
相手にどうして欲しいのかがより的確に使わることはもちろん
自分自身がムダなイライラをまとわずに済むのではないかなと
客観的な立ち位置に居たからこそ
あらためて感じることができました
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期待が裏切られたとき
不満や怒りが見え隠れし始めたとき
自分が思い抱えているものの中には
事実や思い込みやリクエストや
色々なものが混在していることが多いです
それはそれとして
事実は何か
思い込みは何か
リクエストは何か
口にしても安全な言葉は何か
実際にどう伝えるか
怒りで後悔しないために
ひとつずつ丁寧に取り扱っていきたいです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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