(こういうことかもしれないなぁ)
長期的に考えるということが
少しだけわかったような気がします
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子どもたちの夏休み
「休み」といえばそうかもしれないけれど
時間のやりくりや
お弁当の準備
大人にとっては
逆に忙しかったりします
洗濯物の取り込み
ゴミ出し
ちょっとした掃除
家に居る子にはもちろん
それぞれにちょっとずつ協力を仰いでいます
まだまだおチビちゃんの次男は
お役目が少ないのですが
ひとつだけ確実にあるとすると
「自分が使ったお弁当箱は自分で洗う」
足台を持ってきて
それでも背伸びをしながら
泡だらけになって
ぎこちない手つきで洗っています
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うっかり忘れていることも多いし
夕飯の洗い物のついでにやってしまってもいいくらいなのですが
こちらも一度言った手前
どんなに時間が掛かっても
どんなにキレイに洗えていなくても
とりあえず本人がやり終わるのを待って
こっそり洗い直したりしていました
「もっとキレイに洗ってよね」
「そんなに水びたしにしないで」
喉まで出かかった言葉を
ゴクリと飲み込み
本人のやる気を損ねないように
見守ることにしました
そこにあった
キレイに洗うべき
よりも
本人のやり方を見守るべき
の方が重要度が高かったので
そうできたのだと思います
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そんな日々が3週間ほど続いた先日
(あれー?キレイに洗えてるかも)
水切りカゴに置かれたお弁当箱は
洗い直しをしなくても十分ピカピカで
試しに底を指でなでると
キュキュッと鳴りました
毎日毎日コツコツ積み重ねて
もうそれが「普通」になる
もしかしたら
これまで私は
こういう機会を見届けることなく
あれこれ口を出して
妨害していたのかもしれないな
そんなことも感じたりして
少し反省したのでした
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何かを期待したり促す場面で
子どもたちに対しては特に
ついつい「すぐに」結果を求めてしまいがちです
(私の場合)
だけど果たして
今自分がしようとしている働き掛けは
目先の解決策なのか
長期的な将来を見据えてのものなのか
一旦立ち止まって考えてみることが大切だなと
気づかされた出来事でした
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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