解釈が違う

- Category - 怒りん坊日記



同じ事柄に遭遇したとしても

感じ方が違う
解釈が違う

それに耳を傾けてみることも
悪くないなと思います


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電車に乗っていたときのこと

向かい側の座席には
3歳くらいの女の子とそのご両親が座っていました


(随分大きな声だなぁ)


スマホを触りながらも
耳には大音量の声が入ってきて

思わず顔を上げると

奇声を連発するお子さんと
それを微笑ましそうに写真におさめるご両親


座席の上でぴょんぴょん飛び跳ねていたお子さんは
そのままごろんと横になったりしていましたが

割と空いていたので
音量以外では特に問題なさそうでした


(お出掛けが楽しいんだろうなぁ)



最初はそんな微笑ましい気持ちだったのですが
あまりにもボリュームが大きくなってきたので

さすがに気になるなとは思ったものの
しばらくして降りて行かれたので

元の静寂が戻ってきました
(あまりにも静かになったのでちょっとビックリ)


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私自身は少しイラっとしたけれど
(まぁいいか)と感じたので

怒る必要のないことだったのですが
隣に座っていた夫はどうだったのかなと気になりました


電車を降りて
家に向かう途中にそのことを聞いてみたのですが


「ん?全然気にはならなかった」


と返ってきました
(やっぱりね、と予想通り)


ですが

「気になった人はいたと思うけど」
「自分の子どもなら注意するかな」


そんな返答を聞いて
少し驚きました


というのが

「全然気にならなかった」というのが
「耳に入っていなかった」ということではなく

耳には入っていたけど気になるレベルではなかった
それが家族であったならNGであった

という基準を聞いて

(あぁ、そうだったのか、聞こえてないわけじゃなかったのか)

へぇと感じたのでした


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目の前で同じ出来事が起こったとしても
それぞれ感じる内容も違えば

似通った内容を感じていたとしても
レベルが違っていたりする


そういう価値観を知るのは
自分の価値観をあらためて振り返ることにもなるので
面白いなと思いました




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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