向かうところ

- Category - 怒りん坊日記



同じように
前を向いていたとしても

目指している所が同じとは限りません
(と、思った話です)


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たとえば子どもが
メソメソしているとき

そばで見ている親としては
何かしてやりたくなります


まず「どうしたの?」と声を掛けて
その事情を知ったとして

それを解決するために
どうすればいい考え始め

これまでの自分の経験も含め
あれこれアドバイスしたくなります


それは
「子どもの悲しむ姿を見るのが忍びない」
そんな自分の思いと

「子どものメソメソを吹き飛ばす方法を探す」
という私自身のゴールに向けての行動です


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一方
子ども自身はどうかというと

必ずしも
それを望んでいない場合もあります


気持ちが溢れてメソメソはしているけれど
ひとしきりそこで泣いたらスッキリすることもあるし

アドバイスなんて
必要としていないこともあって

親の目指すゴールと
子どもの目指すゴールは

必ずしも同じではありません


相手のゴールは相手が決めることであって
こちらが設定することではない

そのことに気づくまで
ずいぶん時間が掛かってしまったように思います


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子どもがどこに向かおうとしているのか
こちらに何か望んでいることがあるか

ついつい
目先の解決策に飛び込んでしまいたくなるけれど


親として臨むことは
「本人が自分らしく生きられること」で

そこに対して
寄り添っていきたいなと思っています




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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