(へぇ!そうか!)
よく考えれば
至極真っ当なことなのですが
なかなか気づけない感覚でした
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実家でゴロゴロしていたとき
(ピンポーン!)
来客のチャイムが鳴りました
ご近所の奥様と母があれこれ話していたようで
あとから母に聞いたところによると
(相手)「キュウリが沢山取れたのだけど、いらない?」
(母)「ありがとう、でもいらないのよ~
ちょうど今朝、うちの畑のを取ってきたばかりだから」
(相手)「もしかしたらあるかなと思って、まずは聞きにきたの」
(母)「わざわざありがとう」
(両者)「じゃ、また」
そんなやり取りだったのですが
それが私にとっては
衝撃のやり取りだったのです
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せっかく下さるのだから受け取らないと悪い
相手のご好意をムダにするべきではない
私の中にはそういう価値観があるようで
割と手元にあっても受け取ってしまいがちです
(というよりも手元にないことがほとんどなのですが)
きっと母たちにとっては
よくあるやり取りで
だからこそお相手の方は
まずは手ぶらで来てくださったのだと思うし
それが「普通」なのかもしれませんが
母いわく
せっかく持ってきてもらっても、すでにあるから
悪くさせてしまったら申し訳ないし
変に気を使ってお返ししなきゃと思い始めたら
お互いにしんどくなるから
それを聞いて
(たしかになるほどなぁ)とも感じました
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相手の言葉を深読みしたり先取りして
気を使い過ぎて疲れるよりも
相手の言葉に自分の言葉を返して
心地よい距離感でコミュニケーションを取っていく
それもひとつの方法だなと
普段なかなか気づけない感覚に気づかされました
昔はちょっぴり煩わしさを感じていた
ご近所付き合いですが
ほとんどない生活を送っていると
それはそれで人恋しさを感じます
実家からのお野菜たちを前に
ホームシックのような気持ちがまだ抜けません(笑)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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