それはそれとして

- Category - 怒りん坊日記



あのとき
「それはそれとして」考えられていたら…


毎年この時期に頭によぎる
苦い思い出です


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アンガーマネジメントに出会う
何年も昔の話

長女の卒園式でのこと

色々思いを馳せると
自然に涙が出るようなことが沢山あったのに

当時の私は
全く泣けませんでした


ある先生に言われたひと言に
私自身がとてもイヤな思いをして

長い期間
それを引きずっていたからでした


今思い返せば
私自身もとても未熟で

もっと大人の対応も
あったかもしれません


ただひとつ
そこで私のやったことと言えば

怒りを増幅させて
恨みがましい思いを大きくしただけでした


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それらを
何をするにも引きずり回し

娘の旅立ちの日にまで
思い出しては漂わせ

完全に
怒りに振り回された状態でした


こんなに月日が経っても
そのときの感覚を

生々しく思い出せてしまうのは
自分でも苦しいです


それはそれとして
穏やかな気持ちでそこに居られたらよかったなぁ


今でもそんな風に後悔している
苦い思い出の一つです
(↑こんなのいっぱいありまっせ汗)


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今日は
息子の卒園式でした


予断を許さない中
色んな対策を講じながら

今日にこぎつけて下さった園の対応には
本当に頭の下がる思いでした


そして

「本当にどうもありがとうございました」

それはこちらのセリフなのに

涙ぐみながら
何度も頭を下げてそうおっしゃる園長先生

感謝と寂しさとが入り混じった
涙涙の卒園式でした


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色んなことがあります
怒ることだってもちろんあります

だけど
それをどう扱うか


怒りで後悔しないように
自分でコントロールしていくことによって

「それはそれとして」
自分でできる行動を選択したり

自分の気持ちと
折り合いをつけられるようになります


あのときはとても腹が立ったけれど
〇〇をして良かった

あのときは正直ムカついたけれど
△△せずに済んでよかった



アンガーマネジメントに取り組んだおかげで

そんな風に振り返ることができる思い出が
少しずつ増えています




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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