色んなことを
並行してこなす
そんなお仕事の様子を
じっくり拝見していました
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久しぶりにバスに乗って出掛ける用があり
普段はあまり座らない最後列に座ってみました
数段上って腰かけたので
思いのほか車内全体が見渡せて
乗客の方の様子や
運転手さんのあれこれが良く見えました
乗り込んできた瞬間に
足早に座席に座る人
どこに座ろうかと
行ったり来たりする人
急いでいるのか
何だかソワソワしている様子の人
周りの目を気にする素振りもなく
割と大きめの声でおしゃべりする人たち
電車ではあまり気に掛からないことが
狭い空間ゆえに感じられました
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発車時や運行中に
毎回流れるアナウンス
お降りの方は押しボタンでお知らせください
そう何度も耳にしている（はず）なのに
乗車のために停まったタイミングで
「あぁ！おりまぁす」
慌てて降車ドアに向かう人がいました
実は
以前乗ったバスで
全く同じシチュエーションがあって
「降りるんすか！？」
イラッとした様子の運転手さんが
結構強い口調で言い放ち
その後
とても荒い運転だったのを思い出しました
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ちょっとヒヤヒヤしながら
どうするのかなと思っていたら
「次回はボタンでお知らせください」
ただひと言そう言っただけで
それまでと何ら変わりなく走行を続けました
よくよく観察していると
その運転手さんは
足早に乗り込んでくる人
乗り込んだ後ウロウロしている人
乗客の様子に目を配りながら
それに合わせて
「お掛けになるかお掴まりください」
「発車します」
タイミングよくアナウンスしていました
毎回同じことを同じ口調で伝えているように見えて
実はそれなりに工夫されているのだなと感じました
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その場で不具合があったとき
そのこと自体を指摘することも必要ですが
相手の状況や
伝わりやすいタイミングで
次回はどうして欲しいか
的確に伝えることも大切だなと感じました
私「〇時までに△してくれる？」
子「……。」
いつもなら渋られるリクエストでしたが
私「△して欲しいんだけど〇時までにできそう？」
子「別にいいけど」
意外とすんなり返ってきたので
色々試してみるものだなと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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