身体にダメージがあるというのは
あっという間に自分の中を
マイナスな状態でいっぱいにし
心の中が色々騒がしくなるものだなと
あらためて感じました
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(めきゃん!)
(あ、マズイ!)
もう手遅れでした
横着して少し離れた所から物を取ろうとしたら
そんな事態に見舞われてしまいました
みるみる間に腰が痛くなり
本当に崩れ落ちてしまいそうなタイミングの前に
何とか用事を済ませ
布団に降り立って寝ました
そして翌朝…
(ん?)
大概ここで回復していることが多いのですが
見事に現状維持(何なら悪化)で
でも湿布とコルセットでフル装備し
出勤の準備を整えました
ちょっとくらい不調でも
行ってしまえば何とかなることも多いので
そのまま玄関に向かいましたが
(こりゃダメだ!)
家を出て1分で引き返しました
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そこから慌てて職場に電話をし
今日は休ませて頂くことにしました
「あど…(あの)、そちらに辿り着けそうにないので
お休みさせて下さい…ずびばぜん!(すみません)」
放心状態で座っていると
玄関のインターホンが鳴ったのですが
到底たどり着くことはできず
遠すぎるモニター向かって
「実は居りますのでー!」(←聞こえるわけはない)
置き配だったことに気付き
ドッと汗が出たりして
痛みに支配されていると
こんなにも冷静さを欠き
普通では居られなくなるのだと感じました
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布団の中で
「安静第一」という文字を何度もスマホで目にしつつも
どんどん悪化しているように感じて
病院へ行くことにしました
とはいえ自転車にも乗れず
バス停も遠いので歩きでした(辿り着けるか?私)
自転車なら5分の距離を20分掛けて歩いたのですが
いまだかつてこんなに大地を踏みしめて歩いたことはないくらいでした
(今ならよちよち歩きのお子ちゃまに誰よりも寄り添って歩ける!)
そんなことを考えつつも
近くのマンションのガラスドアに映る自分の姿は
片手で腰を支えながらも
体は反り
鍬を杖代わりにして歩く
畑仕事から帰ってきた祖母の歩き方そのものでした
(嗚呼、杖が欲しい)
15分ほど歩き続けると
不自然なほどのガニ股は10cm幅くらいになりましたが
それでも超低速で
やっと着きました(着くなり長蛇の列を発見…泣)
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歩くのはもちろん
声を出したり食事をしたり
何をするにも身体は繋がっていて
どこかに大きな不調を抱えると
ドミノ倒しのようにあっという間に
色んなことが連動して滞ってしまいます
そんな時こそ
マイナスな状態に見舞われてしまっている自分の状態を把握し
できることをできる範囲でこなしていくだけだなと
気合いを入れ直して家路に着いたのでした
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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