どうせ言ってもわかってもらえない
それって果たして本当にそうなのだろうか
と振り返ってみたら
そう思っておいた方が
後からガッカリしなくて済むから
そんな自分がいたのも事実です
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伝えたからといって
必ずしも伝わるとは限らないし
たとえ伝わったとしても
わかってもらえないこともあります
いざそうなったときの
失望や悲しみを少しでも和らげるために
まるで保険をかけておくかのように先回りして
「どうせ◯◯だから」と
言いたくなってしまうことがあります
動くよりも動かない理由を並べる方が楽で
そうしておくことで
少しでも自分が傷つかない方法を
無意識に選んでいたような気がするのです
だけど
本当にわかってほしいこと
本当に伝えたいことは
言葉にしないと伝わらないのです
（ほとんどの場合）
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もう何年も親交のある方と
あらためて文面を通じてやり取りすることがありました
文字をしたためているうちに
感謝がどんどん溢れてきて
（ひとりで涙ぐむ怪しい人）
こういうことがありがたかった
あのときのあのひと言がとても嬉しかった
いつもこんな風にしてくれることに感謝している
私はこんな風に思いがちだから
こういう解釈が多いのだけど
時には違う解釈があるだろうとも感じていて
そこには耳を傾けたいと思っている
…というようなことを綴りました
すると
すぐに返信があって
素直に気持ちを伝えてくれて嬉しかったということ
うまく言葉にはできないけれど
自分はこんな風に感じているということ
これからも◯◯を通じて
充実した時間を共有していきましょう
…というようなことが記されていました
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なかなか会えない相手ではあるし
面と向かって言うのは照れ臭いけれど
こんな風に目に見える形で伝えてもらえると
嬉しいものだなと感じました
さらに
そんなことをそんな風に感じてくれていたのだなぁと
自分にとってはほんの些細なことであったけれど
相手にとってはそういうところが嬉しいポイントだったのだと知り
（逆のパターンも判明したのですが）
長いお付き合いであっても
初めて発見したこともたくさんありました
これをされるとイヤです
それを知っておくことで
お互いに良い距離感でいられるということもありますが
これをしてもらえるとすごく嬉しいです
ハッピーなポイントを共有しておくことでも
より良い関係作りに役立ちそうだなと感じたのでした
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「帰宅したときに◯◯をしてくれてると疲れがフッ飛んでありがたや～がわいてくるんだよね～」
数日前に呟いたお手伝いを
子どもたちがせっせと取り組んでくれているのを見ても
「◯◯くらいしてくれたっていいんじゃないの？」よりは
はるかに健康的な言葉がけだと思います
何気に伝えておいたことが叶っていると嬉しいものですが
果たしてこの言葉にはどのくらいの期間効力があるのか
絶賛実験中です
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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