あんなに執着していたのは

- Category - 怒りん坊日記



何年もこだわって
握りしめていたものを

とあるタイミングで手放してみたら

何てことありませんでした


***********************

一度始めたことは続けるべき


私にはそういう「べき」が強いのだと
自覚している部分はあるのですが


それは
家族に対しても
わりと漂わせがちです


とりわけ
子どもたちの取り組むこと
勉強や部活やお稽古ごとには


一度始めたのだから続けるべき
成果が出るまで頑張るべき
やめるなら明確な理由を提示すべき



そんな「べき」が
ガッチガチにあって

チクチクした違和感に気づきながらも
気のせいだと振り切って
そこを緩めることができない自分がいました


***********************

そんな中

夏休みという
家族で
四六時中一緒に過ごす時間があったり

いつもよりは落ち着いて
頭の中を整理する期間を経て


続けること自体にこだわっている自分
本末転倒になってしまっていたこと
今まで目を背け続けていたこと



色々眺めてみているうちに

(よし、一旦区切りをつけてみよう)



家族の同意のもと
サクサクと手放す手続きをしてみたら
なんてことありませんでした


***********************

続けることに苦しさが垣間見えても
何だか手放すことができなかったのは

私にとっては
自分をイライラさせてしまう
ただの「執着」でした


始めたときはそうでなかったはずなのに
時間の経過とともに
環境や状況が変化することもあります


そういうタイミングで

自分にとって
今必要か・もう必要ないか

その重要度も含めて
見直すしなやかさが

私には欠けていたのだなと感じたのでした


***********************

せっかく始めたのに元が取れてない
またいつか使うかもしれないし
あったら今は使うけど今は確実に使わない


家の中を見渡してみると
色んなモノや色んなことがありますが

これもいつまでも同じ状態ではなく
きっと変わっていくであろうことです


上手に取捨選択しながら
過ごしていきたいなと思います




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

トップに戻る


人気ブログランキング