……なにそれ？
小さな違和感が
キュッと膨らんでいくときには
そんな言葉が思い浮かぶことがあります
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少し前の話
ある施設に入場するのに
事前チケット購入が必要であるということで
ネットで手続きをしました
人数制限があるので
あらかじめ手続きだけを済ませておいて
当日窓口で料金を支払うというものでした
そこで
手続きの画面を提示して
「大人ひとり、学生ひとりですね」
で始まったやり取りのはずが
「〇〇円です」
告げられた金額は
大人ふたり分の料金でした
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私「えぇと、大人ひとりと学生ひとりで手続きしていますが…」
相手「あぁ、ネットの手続きが大人ふたりになってたんで」
私「そうでしたか、すみません」
相手「いえいえ、いいんですよ」
そんなやり取りをしつつ
無事にチケットを購入し
その場は終わりました
その日の夜
何気なく見た
（必要なくなったメールを削除しようと）
スマホの画面には
「大人ひとり、学生ひとり」
とありました
さらに
手続きの画面を提示したときには
「大人ひとり、学生ひとりですね」
で始まったやり取りだったので
それらを思い出したときに
相手「あぁ、ネットの手続きが大人ふたりになってたんで」
に対して
私（……なにそれ？）
が出てきてしまったのでした
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たまに
「あとから気づいたつじつまの合わないこと」に
モヤッとすることがあります
だからといって
それは今さらどうしようもないし
実はどうでもいいことだったりするし
引き返して怒ることのほどでもありません
今なら
まぁいいか
これは怒る必要のないことだな
そんな風に線引きできるけれど
以前は
こんなことにさえも
イライラムカムカして
しばらく
そこから離れられなかったように思います
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自分にとって
ムダなイライラを引き込まないことは
自分自身が楽でいられたり
いざというとき（本当に必要なとき）には「怒る」
その選択を適切にできるようになることにも
つながるような気がします
オリンピックと共に始まった夏休み
アンガーマネジメントを
大いに活かしていきたいと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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