そもそもが合っていなかったなぁ
自分の口から出た言葉なのに
そのことに
しばらく気が付きませんでした
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朝家を空ける用事があって
パジャマやタオルのお洗濯を
夫に頼んでおきました
(娘たちは学校、息子たちはまだ朝ご飯中)
思ったよりは早くはかどり
1時間半後に家に戻ると
パソコンに向かう夫と
パジャマのまま
タブレットにかじりついている息子たち
そして
遠くで洗濯機が働く音が聞こえました
(なんでだい?)
カチンときつつも
頭の中はハテナが飛び交っていました
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私「あれ?お着替えしてないの?」
子「あっ!(しまったというカオ)」
しらばっくれているというよりは
うっかりしていたという感じでした
私「着替えるように声掛けなかったの?」
夫「何回も言ったよ」
着替えなかったのは子どもたちなのに
着替えさせなかった夫に対して
イラついている自分がいました
そこには
(パジャマを洗うための洗濯でしょ)
(だったら洗濯機のスイッチオンはお待ちください!)
などを踏み越えて
(「何回も言ったよ」じゃないよ!)
が浮上してきました
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とりあえず少し落ち着こうと
その場を離れてみたのですが
しばらくして思ったのが
こちらの質問の意図と
実際に夫に向けてのセリフが
てんでバラバラだったかもな
ということでした
私「着替えるように声掛けなかったの?」
夫「何回も言ったよ」
会話としては成立しています
ですが
私がそこに
これは汲み取ってくれるだろうとか
あえて言わなくてもわかっているだろう
などという期待を上乗せしているせいで
勝手にムカついてしまっていたなと
気づいたのでした
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私とは正反対の夫は
ストレートに聞けば
ストレートに返ってくるけれど
変化球には
欲しい答えが返ってこないこともあります
それはきっと
「わかりにくさ」がそうさせているのであって
欲しい答えがあるのなら
それを促すやり取りの仕方が必須だなと
ここへ来てようやく気付いたのでした
夫に限らず
身近な相手には
薄れがちな感覚かもしれないので
気をつけようと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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