口には出さなくても
顔色で一目瞭然
自分がそうであったから
子どもの顔色が変わる瞬間がよくわかります
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子どもに頼んでおいたことがあって
私は半日家を空けていたので
返ってきたタイミングで
「〇〇やってくれた?」
ただそう聞いただけなのですが
「そんなのとっくにやってるし!」
それまで普通にテレビを観ていた子どもが
急に顔色を変えて
強い口調でそう言いました
「あ、そう?ありがとね」
私はそう答えて
別の部屋に行ったのですが
(何かスイッチだったのかな)
実は子どもの頃の自分にも
身に覚えのあるパターンでした
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誰にでも
こういうことを言われたらイヤだな
こういう言い方はイヤだな
こういうことをされるのは許せないな
ということがあります
(他の人はともかく、自分にとっては)
子どもたちに関して
わかりやすく言えば
そういった「スイッチ」に触れられて
その反応が顔色にあらわれた
私はそんな風に捉えています
そこで「怒るのか」「怒らないのか」は
私がコントロールすることではなく
それは子どもたち自身が選んでいる行動です
(本人の自覚があるなしに関わらず)
逆もしかりで
子どもたちの言動に対して
私がイラっとしたとしても
そこで「怒る」か「怒らないか」は
自分で選択しているということです
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そんな風に考えるようにしてから
子どもたちが不機嫌であったとしても
それに対してこちらが腹を立てることは減ったし
(どういう心の状態なのかな)
自分なりに
観察したり考察したりしながら
(もしかしたら〇〇なのかな)
そんな風に見立てたり
場合によっては
本人に聞いてみることもあります
(無視されることもしばしばですが)
私がそうであったように
「○○やってくれた?」
という言葉が
(もしかしてまだやってないの?)
という受け取り方をしてしまう
思考のクセによるものであったとしたら
それは自分自身で
事実と思い込みを切り離していくことによって
ムダにイライラすることを避けることができます
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とはいえ
そこにズカズカと踏み込んでいって
荒らすつもりはないので
子どもの顔色が変わったのを察知したときは
「確認しただけだよー」
やんわりと事実を声掛けして
終わることにしています
(これは私がムダにイライラしないため)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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