苦手な場面

- Category - 怒りん坊日記



こういうのは
苦手な場面だったなぁ

遠い遠い昔のことを
ジワジワと思い出しました


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超絶内弁慶の次女が
何やら夫とヤイヤイ揉めていました

夫が何を言っても
「は?聞こえないし!」と繰り返し

そんなおふざけも
佳境に差し掛かったとき

「〇〇〇だよ!」

聞かれた質問の答えを
いつになく大声で言い放ちました


(……あぁ、イヤだ!)


私は
腹を立てたというよりは

自分の中にある
「イヤな感じ」を
掘り起こされたような気がしました


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夫の次女に対する態度を
理不尽だったとは思わないし

むしろ
聞こえないと言われたので

絶対に聞こえるであろう声量をもって
それに応じただけなので

ある意味正解だとは思うのですが


私が思い出したのは

大きな声を近くで出される
それまでの空気を遮る声量

それはたとえば

「何しとんぞ!」と
最後の最後にひと言
大きな声で渇を入れる父親

「静かにせんか!」と
体育館で大声を出す
生活指導の先生

自分に言われたものではなかったけれど
何だかいたたまれないものとして感じていて

それらが紐づいて
思い出されたのでした


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私はたまたまそんな感じだけれど

子どもたちもそれぞれ
自分にとっての
過剰に反応してしまう部分があるのかもしれません


それは「そういう自分」だとして
その時の「快」や「不快」なども含めて


自分自身の感情に敏感であることが
大切な気がします




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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