あっという間に
通り過ぎてしまったけれど
毎日同じことの繰り返しに
苦しさも感じていたなぁと
当時を振り返っています
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少し前から
夜のウォーキングにハマっているのですが
最近
長女が一緒について来るようになりました
何を話すでもなく
風の音や街灯の光を浴びながら
黙々と歩くのですが
今日はなぜか
長女の小さかった頃のことが
色々思い出されました
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長女は
私たち夫婦にとって第一子
両家にとっても初孫ということで
両親はもちろんのこと
親戚一同からも
色々と気にかけてもらって
沢山の大人たちから
愛情をたっぷり注がれながら
元気に育ちました
当時は
私の実家の近くに住んでいたということもあり
初めての子育てではあったけれど
母や妹がとても面倒を見てくれて
とてもありがたい状態だったし
長女の性格的にも「育てやすい子」
そんな風に感じていました
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じゃあ、私自身は
何に対してイライラしていたのかと
当時を振り返ってみると
唯一怒っていたのは
「トイレトレーニング」でした
そこには
実は色々なカラクリがあって
(あくまでも私の場合です)
早くオムツが取れて欲しいという願望
周りとの比較による焦り
汚れたものを片付ける面倒くささ
そこに少しでも
思い通りにならないことがプラスされると
(時間がない・グズグズ泣くなど)
あっという間に
怒りモードになってしまっていたのです
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私が「おむつなし育児」について
学び始めるのは
それからずっと後の話なのですが
※おむつなし育児…必要な時はおむつを使用しつつ、開放空間での気持ち良い排泄を大切にする「おむつに頼りすぎない育児」
娘の成長や発達段階に
寄り添った子育てが
あまりできていなかったのではないかなと
思っています
今はこういう段階で
こういう時期には
こういうことが起こりがちで
少しずつ習慣化していくために
どれくらいの時間がかかりそうか
どういう寄り添い方ができるかではなく
ある程度大きくなれば
みんなできるようになるのだから
何となくそんな曖昧さにすがりながらも
結果ばかり早く早くと望んで
途中のプロセスを
一緒に共有してあげられなかったなぁと
申し訳ない気持ちがあふれてきます
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そんな苦々しい思い出と
強固な後悔があるからこそ
私には
アンガーマネジメントが
とても意味のあるものになっています
当時の私を
何も言わず(何も言えず)
黙って受け止めてくれていた長女と
黙って肩を並べて歩いているのが
とても不思議な気がするけれど
今度は私が
多感なお年頃の子どもたちを
静かに見守りつつ
受け止めていきたいと思っています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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