やるせなさに泣いた日

- Category - 怒りん坊日記



子どもみたいに
わんわんと声を上げて泣いたなぁ

あのときも
今日みたいな空模様でした


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今日
私の住んでいる地域では
午後から雪が降りました


多分
初雪ではないのですが

自分の目で見たのは
今年初でした


雪がだんだん雨に変わり
夕方には
灰色の空と
肌寒さと何となくの物悲しさ

たしかあのときも
こんなお天気だったなぁと
思い出したことがありました


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あれは
何年前だったか

いつものようにお買い物をして
帰り道を急いでいました


その前に受診していた
長女と次女の小児科は激混みで
生まれて間もない長男もグズグズと言い始め

子どもたちも疲れていただろうけど
私も疲労困憊
へットヘトの状態でした


荷物と長男を抱えて
長女と次女の手を引き
家に向かっていました


「~でね、~でね」
「へー」


一生懸命おしゃべりしている
長女の言葉に
そんなそっけない返事をするので精一杯


「~のね、~なんだよ」
「へー」


「~はね、~なんだって」

「……」


「ねーねー」

「知ってるよ!」


ついに電池が切れてしまったのです
(正確には変なスイッチが入ってしまった)


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(あ!しまった!)


一瞬で我に返ったのですが

あのときの
子どもたちの
悲しそうな顔が
今も忘れられません

思い出すだけで
涙が出てきてしまいます


やっとこさ
玄関のドアを開けて
家の中に入った瞬間に

やるせなさと
不甲斐なさと
申し訳なさと
みっともなさと
涙が一緒に溢れて

子どもたちを抱きしめて
わんわんと泣きました

子どもたちもビックリして
私につられて
一緒にわんわん泣きました


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あのときも
今日みたいな灰色の空でした


似たようなことが
これまでにも
数え切れないくらいあって

当時は
子育てが辛く苦しいことに
大きく傾いていたけれど


それは
私自身が

怒りの感情に
支配されていたからだと思います


これじゃダメだ
こんなんじゃダメだと

自分を責めながらも
周りのせいにして

怒りの感情を
コントロールすることを
放棄していたからだと思います


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今も100点満点ではないことばかりだけど
だけどあの頃よりは
確実に

子育ては楽しいものだと感じられます


それは
アンガーマネジメントと

日々
沢山の学びと気づきをくれる
子どもたちのおかげです




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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