それは一体何を含んでいるのか
何を一番に伝えたいのか
今一度
自分の中で明確にしておくことが大切です
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子どもたちに何かを伝えるとき
年齢や緊急性の高さによっても変わってきますが
それが
命令なのか
提案なのか
リクエストなのか
相手をコントロールしようとか
相手の行動を制限しようとか
そういう目論見を含んでいると
上手くいかないことが多いです
なぜなら
自分の感情はコントロールできても
相手の感情はコントロールすることが出来ないからです
子どもが小さいうちは
それができているような錯覚に陥りますが
それは親の権威を振りかざしているだけで
実際の効果としては
継続性の低いものかもしれません
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自分自身の反抗期を振り返ってみたとき
一番強烈に覚えているのは
「自分だってやってないじゃん」
親は完璧であるべき
大人は完璧であるべき
少なくとも自分よりは立派であるべき
ザックリとした「べき」ではあるのですが
確かにそれらを握りしめていて
成長とするにつれて
尊敬のまなざしで眺めていた大人たちの
だらしなさや不完全な姿を目の当たりにしたとき
(それこそが「人間らしい」と今では思うのですが)
強烈な怒りを感じたことを思い出しました
自分がいざ大人になり
親になってみて思うのは
子どもだった自分が歳をとっただけ
子どもを前にして
立派でも何でもなく
ただそんな感覚です
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だからこそ
何をどう伝えるか
上手くいかないことも沢山あるし
上手くいかなければやり直す
その繰り返しだと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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