何をどう伝えるか

- Category - 怒りん坊日記



それは一体何を含んでいるのか
何を一番に伝えたいのか

今一度
自分の中で明確にしておくことが大切です


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子どもたちに何かを伝えるとき
年齢や緊急性の高さによっても変わってきますが

それが
命令なのか
提案なのか
リクエストなのか

相手をコントロールしようとか
相手の行動を制限しようとか
そういう目論見を含んでいると

上手くいかないことが多いです

なぜなら
自分の感情はコントロールできても
相手の感情はコントロールすることが出来ないからです


子どもが小さいうちは
それができているような錯覚に陥りますが

それは親の権威を振りかざしているだけで
実際の効果としては
継続性の低いものかもしれません


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自分自身の反抗期を振り返ってみたとき

一番強烈に覚えているのは

「自分だってやってないじゃん」


親は完璧であるべき
大人は完璧であるべき
少なくとも自分よりは立派であるべき

ザックリとした「べき」ではあるのですが
確かにそれらを握りしめていて

成長とするにつれて
尊敬のまなざしで眺めていた大人たちの
だらしなさや不完全な姿を目の当たりにしたとき
(それこそが「人間らしい」と今では思うのですが)

強烈な怒りを感じたことを思い出しました


自分がいざ大人になり
親になってみて思うのは

子どもだった自分が歳をとっただけ

子どもを前にして
立派でも何でもなく
ただそんな感覚です


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だからこそ

何をどう伝えるか

上手くいかないことも沢山あるし
上手くいかなければやり直す

その繰り返しだと思います




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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