もしそうだったら
今よりも困っていたかもしれないな
ギットギトのフライパンを片手に
そんなことを感じていました
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私と夫は
食べ物の好みこそ似ていますが
その他の好みはあまり似通っていない気がします
好みというよりは
得意不得意という方がしっくりくるのだけど
たとえば
ご飯を作るのだったら
夫の方が断然向いています
レシピ本片手に作る私よりも
目分量で適当に作る夫の料理の方が美味しいし
(子どもたちが立証済み)
それを本人が全く苦にしていないのが幸いしています
夫は私よりも料理が得意なのだと思います
一方私は
洗い物や後片付けは全く苦にならないし
キレイになった食器が水切りかごに積み重なっていくことで
達成感を得られるし気持ちがいいので
どんなにギトギトのフライパンをシンクに持ってこられようとも
ガスコンロ回りが油まみれになろうとも
汚れに対するガッカリよりもキレイにした後の達成感が勝ります
私は夫よりも片づけが得意なのだと思います
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何が言いたいのかというと
我が家の場合
(私と夫に限って言うと)
得意不得意の偏りが違っていて良かったなぁと
よく感じます
もし偏りが同じだったとしたら
〇〇は得意な方がやるべき
よりも
平等であるべき
に強くしがみついていたような気がするのです
※もちろんそんな「べき」を持っていてもいいのだけど
私の場合はそこに強くこだわることによって
ムダにイライラしてしまうことがあるので
とはいいつつ
お掃除に関して言えば
自分なりのこだわりがあるので
これは自分でやってしまった方が早い
ここは自分でやってしまいたい
ここは家族にも協力して欲しい
という部分を線引きして
場合によってはリクエストしています
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夫が家でお料理をすると言うと
羨ましがられることがたまにあります
でもそれは
私よりも夫が作る方が美味しいから
私よりも夫の方がお料理が好きだからです
妻であっても母であっても
お料理が苦手な女性はいるのです
(はい、ここに)
必要に迫られたらやりますが
誰にでも得意不得意はあって
そこにイライラするよりも
得意な方が得意なものに肩入れするのを許可する方が
私にとってはムダにイライラするのを防げます
(いつもではないけれど)
そんな我が家のシステム
夫から苦情が出たらとっても困るけれど
それまではしばらくこのままで行こうと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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