だーかーらー言ったのに
不思議と
これまでのような
イラつきを含んでいませんでした
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「歯の詰め物が取れた……」
静かにそう言ったのが5月の終わり
そこから
幾度となく歯科医院へ行くように勧めていたのですが
夫は頑なに私の言葉をスルー(いわゆる無視)していました
こちらとしては
(どうして?早く行けばいいのに)
そう思いつつも
あまりにも暖簾に腕押し状態だったので
諦めていました
そんな今日
「歯が痛い」
夫のつぶやきに
(だから言ったのに)
そんな風に感じたけれど
イライラはありませんでした
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というのが
少し前
子どもたちを歯科検診に連れて行く機会があり
都合が悪くなった私の代わりに
急遽夫が行くことになったのですが
「ついでに診てもらったら?」
それにさえも
「ちょっと心の準備が…」
この期に及んで
まだゴネていたので
「じゃあ、年内には行こうね」
まるで子供と指切りげんまんするように
夫と約束していたのでした
そんな矢先での
「歯が痛い」発言だったので
(あらあら……フッ)
イライラするどころか
ちょっと笑ってしまいました(←鬼嫁)
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自分の事でもないのに
どうしてそんなに歯科医院に行かせたかったのか
何が引っかかっていたからなのか
自分自身を振り返ってみると
心配よりも(もちろん心配はあるのですが)
急に痛みや不具合が出て
家族や自分の予定が狂うことがあるとイヤだなぁ
と感じているのが大きいのだと気づきました
とはいえ
それは私の都合であって
夫には夫の事情があるようなので
そこは仕方なかったかなとも思います
今回運よく(夫にとっては運悪く)
行かざるを得ない状況になってしまったので
静かに見守りたいと思います
歯は大切
歳を重ねても
自分の歯で食事できるのが目標です
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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