不測の事態

- Category - 怒りん坊日記



は?何で?


言うのは簡単ですが

そんな簡単なひと言で
後悔するのも簡単です


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うっかりミスというよりも
「不測の事態」
というようなことがあったとき

例えば
通勤途中の電車が事故で止まってしまう
子どもが熱を出して予定を変更せざるを得ない

※ある程度起こり得る話なので
 そう考えると「不測の事態」というのは
 正しい使い方ではないかもしれませんが


自分に起こった出来事によって
誰かに迷惑を掛けてしまうことになるので
とても困ります


とにかく状況を説明して
ごめんなさいを伝えたとしても

「は?何で?」

が返ってきたとしたら

「すみません」
「申し訳ありません」

そう言うしかないのですが

膨れ上がった申し訳なさは
いつまでも心に重くのしかかって

また同じようなことが起こったらどうしよう

起きてもいないことに対して
ハカハカしてしまいます


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ついこの間
そのようなことが起こってしまいました


まずは現状を説明して
お詫びと代替案を伝えて

とりあえず
自分なりにできることに取り組みました


そこで返ってきたのは

「わかった」
「すぐに連絡をくれてありがとう」

そして

「大変だったね」

でした


そのひと言に
ものすごく救われて
感謝の気持ちでいっぱいでした


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そして数日後
たまたま相手の方にも
同じような状況が起こったのですが

相手の「ごめんなさい」に対して
私も「大変だったね」と返すことができました

初めにそうやって頂いていたからこそだと思います



切羽詰まっていたり
自分に余裕がないときに
予期せぬハプニングが起こると

は?何でよ!
こんなときに限って!

不安や焦りから
怒りが膨れ上がってしまうことがあります
(そしてその後はいつも後悔してしまうのです)


逆に
時間や心にゆとりがあれば
同じようなハプニングに見舞われたとしても

じゃあ、どうしようか

怒りではない方向へ
シフトチェンジできるかもしれません



私の場合は
先述の方との
温かいやり取りのおかげで
その余裕が持てましたが

その他の場面であっても
今回のような考え方ができるように


時間や気持ちに余裕を持って
普段から生活していきたいと思っています




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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