ほんわかさん
自分にはとても少ない要素であり
とっても憧れるタイプの人です
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ぽわんとしていて
ゆっくり微笑んで
優しい雰囲気をまとっていて
そんな「ほんわかさん」が
昔はとても苦手でした
何を考えているのかわからない
誰に対してもにこやかに対応しているけれど
実は裏がありそう
今よりも
ずいぶんやさぐれていた
以前の私は
心の中で毎回
そんな風に毒づいていました
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不思議なことに
どの土地に移り住んでも
必ずそんな「ほんわかさん」がいて
その天真爛漫さや笑顔に
助けられたり救われたりしたことが
沢山あったなぁというのと
実は私自身
そんな「ほんわかさん」に
とても憧れていたんだなぁということに
気づいた瞬間に
感謝がわんさか溢れてきました
自分にはないものを持っている人に
「憧れる」とか「羨ましい」と言えない代わりに
「気に食わない」と思ってみることで
目を背けようとしていたのだなと
今にしてみれば思うのです
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アンガーマネジメントのトレーニングの中に
理想の人物を演じる（プレイロール）
というものがあります
あの人なら
こんなときどうするか
私の憧れの「ほんわかさん」は
「怒らない人」ではなく
「上手に怒る人」です
その人にはなれないけれど
その人のような
上手な怒り方を目指したいなと思っています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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