わかる
たった一言でしたが
やけに嬉しかったのを思い出しました
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数日前から
ノドがイガイガしていました
熱もないし
身体のダルさもないのですが
ノドだけがイガイガしていました
こういうときには
温かい飲み物で身体を冷やさないようにしたり
就寝時にマスクをして乾燥から守ったり
できることをしてはいたものの
それでもちょっと良くならなそうだったので
漢方薬を飲むことにしました
台所で
お薬を飲もうとしていたら
「ノド?」
夫が現れました
私「しばらくイガイガしてて…(かくかくしかじか)」
すると
夫「おぉ……わかる」
ボソリとそう言って
どこかへ行ってしまいました
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たったそれだけだったのですが
やけに嬉しかったのです
夫の「わかる」と
私の「わかる」は
同じ言葉でも
重みが違うというか
夫の場合は
普段から言葉少ないだけに
発するときには
実感がこもっている感じがします
上手く言えませんが
私のように上っ面で言ったりはしないので
少なくとも
わかってもいないのに
「わかる」とは言わない
だからこそ
本当にわかってもらえているような気がして
やけに嬉しかったのだと思います
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心や身体が弱っているときには
ああした方がいいよ
こうするといいよ
よりも
そうだよね
わかるよ
の方がありがたいです
お薬が効いたのか
ノドのイガイガもなくなり
すっかり元気になりました
元気でいられるのって
当たり前ではなくて
ありがたいことだなぁと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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