私の時間を返して!
ドラマみたいなセリフを
何回も何回も
言いたくなっていた時期がありました
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子どもたちが小さかった頃
それぞれに手のかかる時期があって
今からは考えられないくらい
「手の離せない時間」というのが山盛りありました
お化粧する時間がないなんていうのは
日常茶飯事で
トイレにもおちおち行ってられない
気付いたら夕飯を準備する時間
そこから夜に突入し
今度は何時間も掛かる寝かしつけ
寝たんだか寝ていないんだか
わからないくらいの浅いところを彷徨い
気付いたらもう朝
特に上の子3人は2歳違いだったので
そんな生活が何年も続いていたような気がします
(記憶があまりないのはそのせいかも)
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そこに常にあったのは「怒り」で
どうして私ばっかりしんどいの!
高らかなイビキをかいて
気持ちよさそうに深い眠りにつく夫に
恨み節を言いたくなったことも数知れずでしたが
(私の時間を返して!)
ずっと
そこに執着してイライラしていました
なかなか寝ない子どもたちの寝かしつけは
永遠に終わらないのではないかと思うくらい
当時は深刻なものだったのですが
過ぎ去ってしまうと
あっという間でした
今考えると
私の時間って何?という感じなのですが
子どもたちと一心同体のように過ごしていた時間も
かけがえのない「私の時間」だったなぁと思います
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寝かしつけなんて
すっかり不要になってしまったここ数年
子「ちょっとまってね、このテレビが終わったら遊んであげるから」
実は構って欲しいのは私の方で
子どもたちの所へ寄って行っては
適当にあしらわれます
これも間違いなく
「私の時間」です
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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