本当に向いてない
嗚呼向いてない
と思いながらも人前で話す機会があります
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緊張しいの私は、簡単な「感想」であってもバクバクしてガクガクしてしまいます
そして、とんちんかんなことを言ってしまったり、思っていたこととは全然違う内容を口走ってしまったりして、あとから自己嫌悪に陥ってしまいます
無駄なことを言うべきではない
くだらないことを言うべきではない
上手く話すべき
それらが頭をもたげて覆いかぶさってくるので、怖くて仕方がないのです
こしぬけめ!
最終的にはそんな自分にイライラしてしまいます
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先日、意見を述べつつ司会進行をするという、私にとってはエベレスト級の難題が降りかかってきました
緊張マニアの私自身を今すぐには変えられそうもない
私にできることは何か
考えた末、いつものようにメモにメモを重ね、しどろもどろになりつつ話しました
終わってみると、色んな意見が挙がり、中身の濃い話し合いになりました
そして、不思議なことに、賛成意見にウハウハしたり、反対意見にハカハカしていない自分自身がいたことに気づきました
これまで、「上手くまとめなければ」とか「まんべんなく良いことを言わなければ」と、どこかでそんな風に構えていた砂山くらいの私のちっちゃなプライドは、エベレスト級の難題に伴う緊張によってどこかに吹っ飛んでいました
そこにこんもりと残った「自分」を、自分なりの言葉で伝えたことで何か今までとは違う心地よい余韻を感じていました
どんな形であってもこれが「今の私」のベストな伝え方
アンガーマネジメントによってそれを感じられたのでした
メモを見ている私の眼が面白そうに泳いでいるのがオモロイそうです(友人談)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)