だからあのとき言いましたよね
喉まで出かかって
やめたセリフでした
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週末
夫がちょっとした用で出掛けることになっていたので
代わりに私が
子どもたちの送迎やら外出の用事を引き受けたのですが
しばらく服用していた咳止めのお薬が
なくなったと言っていたので
「出掛けたついでにそちらにも回ってお薬出してもらったら?」
と言いました
「別にいいかな」
夫は(私とは違って)
心にもないことや裏腹なことを言ったりしないので
「いい」と言ったら動きません(諦)
「そう?」
その場はそれで終わっていました
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ところが翌々日の朝
「咳止めの薬、もらって来たら良かったかな」
と言い出しました
それを聞いた瞬間
(やっぱりね!)
「だからあのとき言いましたよね」
そう言いたくなっている自分がいました
今回は夫に対してでしたが
特に子どもたちに対して
やっぱりね!
だからあのとき言ったじゃない!
そんな風にイラッとしてしまうことがあります
でもよくよく考えてみると
私にとっての「あのとき」は
相手にとっての「今(それが必要なとき)」
ではないのかもしれません
そして私が
やっぱりね!
だからあのとき言ったじゃない!
というセリフには
自分の考えが合っているに決まっている
という思い込みと
取り合ってもらえなかった寂しさが
集約されているような気がします
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お互いの「今」で会話しても
子どもに対しては
あとから苦労するから
色々お世話を焼きたくなって
あれこれ言いたくなってしまいますが
私自身も当時は
いくら言われても
自分が納得できないことには全く耳を傾けなかったなぁ
そんな風に思い出して苦笑いしています
学生のうちにしっかり勉強しておくといいよ
あとから「やっておいてよかった」と思えることがあるから
色んな人から何度となく頂いたアドバイスですが
勉強がほんの少しに遊びがいっぱいの学生時代でした
今振り返ってみて
もうちょっと勉強しておけばよかった
そう思うこともありますが
それ以外の当時夢中だったことが
今の自分の趣味につながっていたり
「私の個性(ちょっと変なところとか)」を
形作ってくれていると思うと
それはそれでいいのかもしれません
夫の咳
平日は病院に行くのが難しいので
温かくして
酷くならないように
家でできることをしたいと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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